【サマリー】
産科医療補償制度は平成21年1月に創設され、「学術的な研究目的での利用」、「公共的な利用」、「医療安全のための資料としての利用」の場合に原因分析報告書全文版(マスキング版)(以下「全文版(マスキング版)」という)を開示していたが、平成27年4月1日に施行された「人を対象とする医学研究に関する倫理指針」への対応方針を検討するため、全文版(マスキング版)の開示は中止されていた。
このたび、平成27年11月1日より全文版(マスキング版)の開示が再開され、開示する目的は「当機構が産科医療の質の向上に資すると考える研究目的での利用」に変更となったが、従前のとおり、医薬品医療機器法第68条の10第1項に基づき行われる副作用報告のための利用も含む運用となったので、製造販売業者等へ周知するもの。
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